コロナ禍のセルフケア教育に活かす~問題解決療法~

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日時
2022年3月8日 火曜日
14:00~16:00

場所
尼崎商工会議所 5階 501室

カテゴリー


講 師:兵庫産業保健総合支援センター カウンセリング担当相談員 長見 まき子氏

内 容:コロナ禍でリモートワークに代表されるように働き方や生活の変化も大きく、さらに健康管理対策もこれまでのように対面での指導や集合研修がやりにくくなっています。そのような状況で効果的なメンタルヘルス対策を進めるには、セルフケアの充実が効果的です。そこで、2月のセミナーでご紹介した「コロナ禍での抑うつに影響を与える心理社会的要因」のなかで、特に、セルフコントロールと認知的評価が抑うつに大きな影響を与えていました。つまり、コロナ禍での抑うつの軽減のためには「認知的評価(状況への脅威性の評価)」を軽減するとともに、具体的に行動を変えることでストレス状況に対処しようとするセルフコントロールの活性化が有効であることが示されたわけです。

そのため「直面する変化や問題に圧倒されずに、適切に対処できるための個人内外の資源の充実を図る対策」が重要となります。

具体的には認知行動療法の問題解決モデルから、認知面を整え行動変容することを促すための研修を行うことが有効です。そこで、研修では認知行動療法の問題解決療法や認知構成法をご紹介し、セルフケア教育に活かしていただけるようにします。

*問題解決療法とは

認知行動療法の一種で、個人が直面したストレス状況からどのように抜け出すか、あるいはストレス反応に対してどのように対処するかという、新たな行動の仕方(振舞い方)を、目標や計画を立てて実行し、ストレス反応の軽減を目指す方法です。この問題解決スキルが身についてくると行動における柔軟性が高まり、ストレスへの対処力が向上します。

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定 員: 15席(残り7席)

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